辻徳法寺は雄大な立山連峰を仰ぐ名水の里、富山県黒部市に寺基を構える真宗大谷派(浄土真宗・東本願寺)の寺院です。

 浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は流罪により京の都から配流地である越後へ向かう道中、越中国桜井の荘(現在の富山県黒部市)へお立ち寄りになりました。その際に当寺院の先祖である辻源左衛門時国(つじげんざえもんときくに)宅で一夜の宿を過ごされました。当寺院はその際に源左衛門が親鸞聖人の門弟となった事をご縁とし、後にお寺として開かれた親鸞聖人御旧跡の歴史ある寺院です(詳しくはこちらへ)。平成19年(2007)には開基800年を迎えました。三本柿や十字名号など親鸞聖人にゆかりのある法宝物が残されています。

 また現在お寺で子どもたちに英語を教える「テンプル英語スクール」を主催し、地域の子どもたちの学びの場としてのお寺でもあります。

 歴史と伝統を受け継ぎ、共に親鸞聖人の教えを聞く聞法道場であると同時に、子どもたちの学びや遊びの場として地域に開かれたお寺を目指して日々活動しています。


【寺号】辻徳法寺つじとくほうじ

【住職】辻祐岳ゆうがく(第24世)

【開基】祐円ゆうえん辻源左衛門時国つじげんざえもんときくに

【創建】承元じょうげん元年(1207)。祐円ゆうえんが辻の道場を創建する。

【本尊】「帰命尽十方無碍光如来きみょうじんじっぽうむげこうにょらい」の十字名号じゅうじみょうごう(親鸞聖人真筆)

【宗旨】浄土真宗じょうどしんしゅう

【宗派】真宗大谷派しんしゅうおおたには(通称「おひがし」)

【宗祖】親鸞聖人しんらんしょうにん(1173~1262)

【本山】 真宗本廟しんしゅうほんびょう(京都・東本願寺)


享和三年(1803)発刊『二十四輩順拝図会』より、江戸時代当時の辻徳法寺